# Nemesis

*リサーチレポート*

By [Vinyl Times](https://vinyltimes.xyz) · 2025-10-29

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Nemesis リサーチレポート
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TL;DR
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**Nemesis**は2025年10月末にローンチ予定のBase上のDeFiプロトコルで、独自のOMM（Omni-Directional Market Maker）技術により、デリバティブを使わずに任意のERC20トークンのロング・ショート取引を可能にする。元Aperture創設者Peter Tanが率い、a16z関連のDistrictから支援を受け、$420K FDVでの公開販売を予定している。

  

一言コメント
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FDV $420kで敢えてパブリックセールを行うのは、ハイプを作るという意味では野心的と思いました。BioのLaunchpadの仕組みに似ていると思います。ここで集めたアテンションをどこに向けていくことができるかで、今後プロダクトを伸ばせるかどうかが決まってくるかと思います。Aperture FinanceのFounerの新プロジェクトというのも注意すべきポイントかもしれません。

  

プロジェクトの概要
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Nemesisは「インターネット・キャピタル・マーケット（ICM）のためのDEX」として位置づけられ、DeFiルネサンスの実現を目指すプロトコルです。[nemesis.trade](https://nemesis.trade/)

### 主要機能

*   **柔軟な取引**: 流動性プールが存在する任意のERC20トークンに対して、最大5倍のレバレッジでロング・ショートポジションを構築可能
    
*   **完全透明性**: 全ての取引、マーケットメイキング、清算がオンチェーンで実行され、パーミッションレスな参加を保証
    
*   **ユーザー体験の簡素化**: DeFiの複雑さを抽象化し、専門知識のないユーザーでも高度な戦略にアクセス可能
    
*   **LP向け収益最適化**: 単一ポジションで取引手数料と利息収入の両方を獲得し、従来のDEXや貸付プロトコルと比較して2倍の資本効率を実現
    

### OMM技術

\*\*Omni-Directional Market Maker（OMM）\*\*は、複数のDeFi機能を単一プールに統合する独自のフレームワークです：

*   **非デリバティブ設計**: 永続化先物やオプションの複雑さを回避し、流動性の断片化とオラクル操作リスクを軽減
    
*   **オラクル独立性**: 内部のTime-Weighted Average Price（TWAP）のみに依存し、外部価格フィードの脆弱性を排除
    
*   **完全分散化**: 全要素が分散化され、単一障害点を排除したトラストレスなプラットフォーム
    
*   **オープンな流動性提供**: 許可制マーケットメイカーは不要で、誰でもLPとして参加可能
    

解決しようとしている課題
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### 1\. 流動性の断片化

従来のDeFi市場では、DEX、レンディング、永続化先物が個別に運営され、流動性が分散化されている問題を解決します。

### 2\. デリバティブの複雑性

永続化先物のファンディングレート、期限切れ、合成資産の管理といった複雑性を排除し、スポット価格での直接的な取引を実現します。

### 3\. オラクル依存リスク

外部オラクルへの依存によるマニピュレーション攻撃や価格遅延リスクを、内部TWAP使用により回避します。

### 4\. 資本効率性の低下

LPが取引手数料のみ、または利息収入のみしか獲得できない問題を、統合プールでの二重収益構造により解決します。

資金調達情報
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*   **支援機関**: Districtからの戦略的支援（非希薄化）。DistrictはAndreessen Horowitz（a16z）、Initialized Capital、SV AngelなどトップティアのVCから支援を受けるBase特化のランチパッドです。
    
*   **資金規模**: District関連で$10M+のエコシステム・グラント/ファンドへのアクセスが推定されますが、Nemesis向けの正確な金額は非公開です。
    
*   **トークン生成**: 2025年10月末に\*\*$NEMESIS\*\*トークンを$420K完全希薄化後評価額（FDV）で公開販売予定。供給量の約80%を一般向けに配分し、公正で分散化された配布を重視します。
    

チームメンバーとバックグラウンド
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### Peter Tan（@Peter\_Nemesis） - 創設者・リーダー

*   **前職**: Aperture Financeの創設プロダクト・マネージャーとして、9ヶ月で$10億+の取引量達成に貢献（2024年ローンチ）
    
*   **経歴**: セキュリティ特化DeFiプラットフォームCyberでの経験（Multicoin Capital、Binance Labs支援）
    
*   **専門性**: 高取引量DeFiプリミティブのプロダクト戦略、流動性ブートストラップ、オラクルセキュア取引
    
*   **実績**: 前職で「$40Mのプロトコル勝利」を達成
    

### その他チーム構成

現在のところ、ステルス状態からの脱却が最近であるため、他のチームメンバーの詳細は限定的です。Aperture/Cyberエコシステムの技術者を中心とした小規模で技術的なコアチームと推定されます。

競合プロジェクトとの比較
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プロジェクト

特徴

レバレッジ

設計

課題

**Synthetix**

合成資産によるロング・ショート

10倍

デリバティブ（債務プール）

SNXステーキング必須、過担保（400-500%）

**Perpetual Protocol**

永続化先物DEX

10倍

vAMM、デリバティブ

オラクル依存、ファンディングレート

**SynFutures**

カスタム先物

33倍

オーダーブック-AMM

オラクル依存、高複雑性

**Contango**

マネーマーケット・ループ

10倍+

非デリバティブ

手動設定、流動性のサイロ化

**Maverick**

方向性LPing

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動的配分AMM

LP特化、トレーダーのロング・ショートなし

**Nemesis**

OMM統合プール

5倍

**非デリバティブ、スポット**

プレローンチ、実証不足

### 差別化要因

*   **統一流動性**: 単一プールでスワップ、ロング、ショート、イールド獲得
    
*   **簡素性**: デリバティブの複雑性を排除した直感的設計
    
*   **任意ERC20対応**: メジャートークンに限定されない広範なカバレッジ
    
*   **オラクル独立**: 内部TWAPによる攻撃耐性
    

UVP（独自価値提案）
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### 1\. 統合DeFiエクスペリエンス

単一インターフェース・プールでスワップ、方向性取引、イールド獲得を実現し、従来の分離されたDeFiサービスを統合。

### 2\. 非デリバティブ設計の安全性

永続化先物やオプションの複雑なリスク管理を不要とし、スポット価格ベースの直接的な取引を提供。

### 3\. 真のパーミッションレス取引

外部オラクルや許可制マーケットメイカーに依存せず、完全に分散化されたインフラストラクチャ。

### 4\. 二重資本効率

LPが取引手数料（約0.3%）と利息収入（2-5% APR）を同時に獲得し、従来の1.5-2倍の収益性を実現。

### 5\. Base エコシステムの活用

Coinbaseの支援するBase上での低手数料（<$0.01/取引）と高スループットを活用し、スケーラブルなDeFi体験を提供。

今後の発展可能性
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### 短期（2025年Q4）

*   **$NEMESISトークン公開販売**（2025年10月末予定、$420K FDV）
    
*   **V1プロトコルローンチ**: Base上でのOMM中核機能（スワップ、ロング・ショート、5倍レバレッジ）
    
*   **Arena NFTユーティリティ拡張**（イールドブースト等）
    

### 中期（2026年Q1+）

*   **全EVM展開**: Ethereum、その他L2への拡張
    
*   **高度機能**: クロスチェーンICMブリッジ、ガバナンス機能
    
*   **流動性ブートストラップ**: 100+トークンペアでの流動性確保
    

### 長期ビジョン

*   **ICMハブへの進化**: ビルトインショート機能付きトークンローンチプラットフォーム
    
*   **AI駆動マーケットメイキング**: 自動化された高度な流動性提供
    
*   **クリエイターエコノミー統合**: CreatorDAOとの提携によるクリエイターコイン取引
    

### リスク要因

*   **新技術の実証**: OMM技術の本格運用での性能は未検証
    
*   **競合激化**: 永続化先物市場（週間$64B取引量）との競争
    
*   **規制リスク**: DeFi規制環境の変化への適応性
    
*   **流動性ブートストラップ**: 任意トークンプールの十分な流動性確保の課題
    

### 成長ポテンシャル

160K+のウェイトリスト、強力なVC支援、元Apertureチームの$10億取引量達成実績を考慮すると、DeFiデリバティブ市場の$10B+ギャップを埋める高い成長ポテンシャルを有しています。プロトコルローンチ後のTVL・取引量の推移が成功の重要指標となります。

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*Originally published on [Vinyl Times](https://vinyltimes.xyz/nemesis)*
